すいかの効果

今回はすいかです！！

すいかは体にこもった熱を外に排出するのが得意です。発熱後(十分に上がりきった後)の水分補給や、解熱作用のために摂ることもおすすめです。かなり暑くなってきていますので、暑い環境で身体を冷ましたい人には積極的に摂っていただきたいですが、その反面、冷えがある方や、胃腸機能が弱っている方、妊婦さんは暑く感じていても、エアコンで足が冷えたりしていることも多いので、前述したような方たちは摂り方や摂るタイミングに注意が必要です。

ご存じの方や、体験として感じている方も多いと思いますが、すいかには利尿効果が高く(カリウムの効果)、血圧の改善や、むくみの改善にも良いですし、ビタミンＡやビタミンＣで肌の状態が良くなったり免疫作用にも良く抗酸化作用もあります。

さらに良く食べる赤い部分の先に白い部分(甘くない所)がありますが、そこにはシトルリンというアミノ酸が含まれています。そのシトルリンには、血管を柔らかく(動脈硬化予防)し、血流を良くし、冷え性の改善にも効果を発揮します。なかなか食べにくい部位ですが、ぬか漬けや、塩漬けなど、漬物にして食べると美味しく食べやすいです。一番外側の緑の外側部分は固くて食べるのが難しいですが、農薬などの注意点もありますが、一物全体食(丸ごと食べる)をやっていきましょう。

ほとんどの方には夏に摂っていただきたいすいかですが、冷やす効果が高い分、注意が必要な方もいらっしゃいます。ご自分の身体はどういう状況なのか、エアコンで冷えていないか、胃腸は弱っていないかなどを良く考え、効果の高いすいかを上手に摂っていきましょう！