鶏肉の効果

今回は鶏肉についてです!

脾と胃の働きを高め、胃腸を温めることによって食欲不振などを改善します。

また『血』と『気』を補うことによって疲労回復効果もあります。

「鶏肉」と括ってしまいましたが、鶏肉にもいろいろな部位があります。

胸やささみ、ももにはたんぱく質が多く、皮にはコラーゲン、レバーには鉄を含み貧血などに良いです。

砂肝(鶏の胃)には『砂嚢』という部位があり、そこの内膜は鶏内金(ケイナイキン)と言い、漢方の生薬として、消化促進にも使われています。

部位によっても特徴がありますので、使い分けていきましょう。

まだまだ少ないですが『抗生剤不使用』、『ホルモン剤不使用』などの鶏肉が目に付くようになってきました。逆に言うと、それらが書いていない鶏肉はすべて使用されてます。養鶏場の写真や動画などを見たことがある人はわかるかと思いますが、鶏が走り回れるスペースはなく、ぎゅうぎゅうに詰められていると思います。病気になりにくいように抗生剤を使用したり、成長ホルモンを使用して早く出荷できるようにしているのが鶏肉のほとんどです。

昔は少なかった病気や、新しい病気など、現代では増え続けています。原因はわかっていません。ただし、増え始めと同時期に添加物や、抗生剤、ホルモン剤など、さまざまな化学物質が出回り始めたのも事実です。因果関係はまだ解明されていませんが、少しでも可能性を避けて健康に過ごせるようにしていきましょう。

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